コンテンツとともに振り返る私的2018年

 仕事納め/忘年会シーズンも終わりに向かいつつあり、いよいよ年越しを残すのみとなりましたが、皆さまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか。僕は今年かなり本厄にふさわしい一年だったので、いっぱい忘年し、今では2018年の素敵な出来事だけが記憶に残っています♡

 

今回はこういうTwitter以上はてなブログ以下ぐらいの雑な文章で、2018年に見聞・体験したコンテンツについて一言ずつぐらい言いながらサクッとまとめようと思います。

 

 

 

1月

『セッション』を観た

session.gaga.ne.jp

年明け早々、世間が格付けチェックに沸くなか観ていた。高みを目指すことの狂気の話。こういう「劣等感から来る狂気」みたいなモチーフが好きなのだと、のちに観る『累 -かさね- 』などで改めて実感することになります。あと黄〜茶ばんだ画面色彩が印象に残っています。

 

スプラトゥーン2」をプレイし始めた

このゲームに人生を左右されたと言っても過言ではない。それぐらい僕の人生に欠かせない作品となりました。自分は今まであまり何かにドハマりするみたいなことができずにいたのですが、ここで初めて他の何をも放棄するほどハマってしまい、「自分でも何かにハマるんだ」「自分はまだこんなにゲームにワクワクすることができたんだ」と、このゲームが思い知らせてくれました。

あとまだXに到達してない身で言うのもはばかられますが、何かを継続して上達していくときの精神の動き方・動かし方みたいなのを身を以て学んだような気がします。あと自分のメンタルのクソさも改めて実感しました。適切な劣等感とブレないメンタルが欲しい。

 

アニメ『ポプテピピック』放送開始

www.youtube.com

アニメの内容についてはまぁ特に言うことはないです。考察が流行ってましたね。そういえば僕は(特にアニメ・ゲーム文脈の)「考察」って言葉に、「ガバガバ論理のこじつけ」みたいな感覚を抱いてしまい、いまだに苦手なままです。かといって代わりに適切な言葉があるかと言われればわかりませんが。人文系的には「批評」とか言ってみたくもなるけど、そういうことじゃないしなぁ。

で、それはよくて、とにかくOP映像と曲がよかった。上に貼ったので万が一まだ聴いてなかったら音量上げて聴いてください。こういうのが作曲であって、俺は作曲をしたことがない。あとCD特典のMVにおける上坂すみれの表情が狂っててめちゃくちゃ良いです。

 

2月

アニメ『三ツ星カラーズ』をちゃんと観るようになる

mitsuboshi-anime.com

1月だった気もするけど1月もう3個コンテンツ挙げたから2月でいいや。僕はあまりにも起伏のない日常系アニメとか退屈なので観ないんですけど、ギャグセンスが自分に適合したものは観る傾向にあって、これとか『ゆるゆり』とかがそれに当たります。カラーズはめっちゃよかった記憶がある。「世界が尊すぎるのでカラーズを包む世界になりたい」とか言ってたと思います。

 

進撃の巨人』コラボ謎解きイベント「巨人潜む巨大樹の森からの脱出」に行った

realdgame.jp

「自分の好きなモチーフ」+「クソデカいモニター」+「クソデカいお気に入りBGM」=泣く。

ある程度までは理性的な人間なので、あるコンテンツを楽しむときは「ここはこういうふうに盛り上げてくるのね〜」「ここちょっとダサいな」みたいに一歩退いた目線でいろいろ考えるのですが、根が直情的な人間なので、僕がエモいと感じるものをちゃんとした演出でぶつけられると普通に弱いです。

いかに余計な理性的思考を挟ませず感情のストレートを投げるか、どうそのコンテンツを演出で飾るのか、というのは来年以降の個人的な課題だったりします。大言壮語。

 

3月

わかばシューターと僕」シリーズをなんとなく眺めていた

www.nicovideo.jp

3月9日のニンテンドーダイレクトでスプラトゥーン2ver3.0の告知があって( 

スプラトゥーン2 [Nintendo Direct 2018.3.9] - YouTube )、ステージも1時代のが復活するし、特にBGM好きとしては「この告知のBGMいいな〜」って思って聴いてたのが1時代のバンドABXYの曲だということを知り、イカ1時代のことをなんとなく知りたい思いに駆られたわけです。そこで、帰省中だったこともあり、寮の後輩の知り合いが上げてる1時代の実況だということで、ぼーっとこのシリーズを眺めていました。前回までのあらすじもハイセンスだし、うまい人のプレイは観てるだけで面白い。

このときはまさかこの実況主さんと寮の後輩を含むチーム「こちら偏差値Xパワー9999.9」がスプラトゥーン甲子園関東大会Day1準優勝を成し遂げるとは知る由もなかったのであった……

 

「NieR: Automata」をプレイした

www.jp.square-enix.com

黒くて綺麗なゲームでした。美術設定もBGMも美しく、廃墟ちょっと好きなだけの僕でもめっちゃこの世界良いなと思ったので、廃墟ガッツリ好きな人間にはきっとたまらないでしょう。
BGM好きとして好きな音楽を一曲だけ挙げておくと、こちら

NieR Automata 複製サレタ街 - YouTube

です。このBGMが流れるのが僕の趣味にピッタリ合う場所で、音楽も相乗効果でめちゃめちゃ良く感じたのが記憶に刻まれています。

人形〈オートマタ〉にすぎないのに、生に意味とか理由とかを求めて、人間以上に人間臭く壊れていく様子が特に印象に残っています。あとラストですよね、ラスト。

 

4月

amazarashiを聴いていた

www.youtube.com

3月のニーアプレイを承けて、ニーアの世界観とコラボしてamazarashiが一曲作ってるという情報をゲット。昔amazarashi多少聴いてたなぁと懐かしみつつ、上の曲を聴いたところからしばらくamazarashi漁りをしていた。

「スピードと摩擦」

amazarashi 『スピードと摩擦』“Speed and Friction” |「乱歩奇譚 Game of Laplace」OP曲 - YouTube

「空っぽの空に潰される」

amazarashi 『空っぽの空に潰される』 - YouTube

とか好きです。

これは実はのちの伏線になっていて(?)、8月のヒロアカ映画の主題歌(「ロングホープ・フィリア」)作詞作曲がamazarashiの秋田ひろむ氏なんですよね。「ロングホープ…」にも顕著ですが、amazarashiは「絶望の底で仄かに一筋光る希望」みたいなモチーフをうたうのが上手だなぁという印象です。すき。

 

リズと青い鳥』を観た

liz-bluebird.com

寮の人々と観に行ったんですが、上映終わってすぐ隣の後輩に「めっちゃよかったね、なんか額縁に入れて部屋の片隅に飾っておきたくなるような映画だった」と言った記憶があるのですが、それはあんまり間違ってない感想だった(?)ことが後々明らかになります。

監督のインタビューが公式サイトに載ってるのですが、

山田尚子監督インタビュー | 『リズと青い鳥』公式サイト

監督本人も「まるでガラス越しに彼女たちをのぞいているような、ふれると消えてなくなってしまいそうな脆さや儚さを感じる色味を大切にしました。」と言っているとおり、ガラス越しに覗いている印象を与えるように光の加減を調整しているらしい(どこかにちゃんとしたソースがあった気がするが手元にないしブログだし許してほしい)。場所設定的にも、「学校」という、外部者が立ち入れない箱庭で大半が閉じていたり。徹底してあれは観客である我々を寄せつけない、画面の向こう側での二人だけの関係の描写だったわけです。

後に僕は『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』というアニメを観ることになったのですが、その関係で後輩に「観察者の解釈を拒否するところに百合がある」という百合の本質(の一側面にすぎないとは思いますが)をインストールされました。その切り口から振り返って考えると、まさに『リズと青い鳥』は、演出ぐるみでよく完成された百合なのだなぁと、年の瀬になって改めて思うし、繰り返しになりますが、「手の届かないそれをたまに眺めたい」みたいな僕の最初抱いた感想もそんなに間違ってなかったなぁ、などと思っています。

 

5月

ペルソナ5」をプレイした

persona5.jp

 5月はだいたいこれに費やしました(といっても僕は直接やらず、プレイする後輩をずっと眺めていただけですが)。ストーリー・演出・デザイン・音楽などなど、どれをとってもめっちゃ名作だったので、気合を入れて13000字ネタバレ含ブログとか書いたりしました。

thumb-etudier.hatenablog.com

 

6月

『彼方のアストラ』を読んだ

shonenjumpplus.com

綺麗にまとまったSFミステリ。僕が伏線回収が大好きなことを改めて実感させてくれました。5巻しかないので軽い気持ちで人にオススメできるのもgood。かなりみんな読んでほしい。

あとこの作者の前作『SKET DANCE』も思春期にちょうど読んでたんですけど、それをまさに思い出させる(ちょっとクサめな)ギャグセンスやコメディとシリアスのバランスがこの『彼方のアストラ』にもあって、懐かしく思いながら読んでいました。

 

スプラトゥーン2 オクト・エキスパンション」をプレイした

www.nintendo.co.jp

スプラトゥーン2」というゲームを使った別の遊びを提供したり、半オープンワールド的なシステムにすることで「俺はこのルートでいった」「僕はこっちから行ったなぁ」なんていうゲームを通じた会話を発生させたり、全体的にアホくさいテンションの中にもきっちり芯のあるテーマとシリアスさを一貫させたり…、

ちょうど打ちひしがれていた時期(お察し)だったのもあり、なんというか任天堂イズムを真正面から喰らった感覚があって、コンテンツ自体はもちろん大いに楽しみましたが、何か様々な思いの去来する印象深い作品となりました。

 

7月

「DDLC」をプレイした

ddlc.moe

構造はもちろんかなり面白いなと思ったのですが、何か倫理的に反省させられたかといえばそうでもない。というのも、僕は「ゲーム内での僕の選択はあくまでゲーム内という無限遠の世界における選択なのだから、現実のこの僕の選択とは一切関わりなく、僕にはその選択によって生じたいかなる不幸にも責任がない」と考えてしまうからです。僕自身がこういう人間な以上、ゲームプレイを通じて何らかの反省をプレイヤーに行わせる、みたいなことはなかなか難しいなと思ったりします(かなり雑感)。

 

ニンジャバットマン』を観た

wwws.warnerbros.co.jp

話をきちんと理解させながら、圧倒的な密度とテンポで観客を巻き込み、理屈を置き去り勢いで謎の感動を発生させる。僕の大好きな構造がこの映画に詰まっています。

そもそもこの映画の脚本の人(中島かずき氏)は『キルラキル

TVアニメ『キルラキル KILL la KILL』オフィシャルサイト

や『クレヨンしんちゃん ガチンコ! 逆襲のロボとーちゃん』の脚本家でもあり、この二作品も上に書いたような勢いを持っていて(めっちゃオススメです)、それにすっかり惚れ込んでこの『ニンジャバットマン』も観に行こうと思い立ち、行ってみたら期待通りのものだった、というわけでした。

 

8月

カメラを止めるな!』を観た

kametome.net

まだネタバレしない方がいいよね? なんか謎解きイベントの感想みたいだな。

というわけで月並みな感想しか書けませんが、構造がよかったです。そしてそれがそのまま我々の人生に対するメッセージにもなっているというのが良ポイント。

 

映画『僕のヒーローアカデミア ─2人の英雄─』を観た

heroaca-movie.com

観たあとの感想メモによると、「デクの腕プロテクタ」について、

→それは「オールマイト・デヴィット・メリッサ・デクと脈々と受け継がれてきたものの結晶」であり、それが悪を打ち破るキーとなるのはアツい

→かつプロテクタは「記憶の中の偉大なるオールマイトへの依存」でもあり、それが最後に壊れて終わることは、オールマイトへの悪い意味での依存を断ち、デクが次世代を作っていくことの象徴になっている

みたいなことが書いてありました。うん。思い出しました。

こういう「アイテムに意味を表象させる」描き方も僕の好きなもののひとつです。

 

9月

ペンギン・ハイウェイ』を観た

penguin-highway.com

想像力が少しずつ現実を捻じ曲げていく、みたいな映像表現とそれに伴う展開をアニメーションに期待しているところがあって、

(参考:

『リトルウィッチアカデミア』第2クールノンクレジットED - YouTube )

この映画はまさにそういうものだったと思います。あとお話自体も、「結局無から生まれて無に還る人生だけど、その間の過程にこそ価値がある」みたいなメッセージ性があったような記憶があり、ストーリー・映像両面でとても好きでした。SFの非現実性由来の視聴後の浮遊感みたいなのもよかった。

 

累 -かさね-』の漫画を読み、映画を観た

kasane-movie.jp

原作漫画は、まるで舞台を一本観たかのような、美への執着と欲望と劣等感の物語でした。映画は、2時間という尺の都合で原作の3巻ぐらいまでをうまく翻案する形でまとめられたものだったのですが、肉体をもった演劇へと原作をまさに「昇華」したと言えるような、原作のエッセンスをしっかりと映像にした作品でした。特に肉体をもった人間が演じる映像作品となったぶん、「劣等感と欲望から来る人間の狂気」が色濃く表現されていて、ものづくりに関わり劣等感に苛まれる人間の端くれとして強くモチベートされた気分になりました。というわけで1月の伏線を回収したね。

 

10月

sasakure.UKの曲を聴いていた

www.nicovideo.jp


「0/1 WARS」っていう謎解きゲームイベントをこの時期作っていたんですが、

このタイトル、「サイバーものといえば bit とかそういうワード入れたいよなぁ」→「そういえば16bit戦争って曲あったな」→「bitって0か1かだし、 0/1 と 戦争〈ウォーズ〉くっつけたら……『ゼロワンウォーズ』……語感が良い……」という経緯で僕の脳内連想ゲームで生まれたものなのです。

そしてタイトルを考えるうえで経由したご縁もあって、「ぼくらの16bit戦争」とか、その続編の「ぼくらの16bitエンズ・トリガー」

sasakure.UK - Our 16bit endZ Trigger feat. GUMI / ぼくらの16bitエンズ・トリガー - YouTube

とか、ここらへんっぽい雰囲気のゲームにしたいと思って、聴き込んでいました。

結局BGMは僕の手癖が出て全然sasakureサウンドっぽくはなってませんが、8bit音を意識して多く入れるとか、あと曲の展開とか、大いに参考にさせていただきました。もうちょいぶっちゃけると、sasakure氏がUndertaleのBGMをアレンジしたこのアルバム 

sasakure.UK - UNIQTRAP (Undertale Remix Album) [Preview] - YouTube

の6曲目「ASGORE」が、ゼロワンウォーズのボス戦の元ネタです。

 

11月

『リック・アンド・モーティ』を観ていた

www.netflix.com

ここらへん、前述の「0/1 WARS」制作であんまり暇もなかったし記憶もないのですが、とりあえず挙げるとしたらこの大問題アニメかなと思います。エログロナンセンスなんでもござれの、勢いで(必ずしも勢いだけでもないのがまた難しいんですが)やっていくSFコメディで、あんまり声を大にしてオススメできないんですが、面白いです。

そういえばナンセンスなものの好き嫌いってどう分かれるんでしょうかね。僕にとって面白いナンセンスのセンスは、他人にとっては本当に何も意味をなさない文字通りのナンセンスであることも往々にしてあり。「面白い」ってなんだろう。難しいですね。このブログでは触れませんが、この直後のM-1グランプリでもそういうことを改めて思ったりしました。トム・ブラウンとはなんだったのか。。

 

12月

『SPEC』を観た(特別ドラマ『SPEC 天』まで)

www.tbs.co.jp

10月・11月と制作に追われ(というのは半分本気で半分言い訳なのですが)、あんまりコンテンツをインプットしておらず、その反省として摂取し始めたコンテンツ第一弾。このドラマのメイン演出家である堤幸彦氏の過去演出担当作に『TRICK』というのがあり、

ドラマシリーズ『トリック』

このドラマ第三シリーズを9歳のときに初めて観て、僕の小ボケのセンスコメディとシリアスのバランスみたいなものの形成がこいつに大きく影響されたというたいへん思い出深い作品なのですが、まさにそのセンスが(『SPEC』においては思ったよりシリアスに軸足が置かれていたとはいえ)そっくりそのまま再び表れていて、懐かしむとともに「これだよな〜」と言いながら楽しく観ることができました。

また今回の学びとして、そういう小ボケ・コメディタッチがあるからこそ、シリアス部分の設定のガバガバさもなんとなく受け入れやすくなる、というコメディとシリアスの相乗効果みたいなのがあると気づきました。実際まぁ捜査とかはガバなんですけど、そこではなくて能力バトルものの設定の部分を楽しむように構造的にも促されていて、そういう楽しみ方ができる人ならめっちゃ面白く観れると思います。オススメ。

 

約束のネバーランド』を読み始めた

sp.shonenjump.com

想像以上にガッツリ戦略バトルをやっていて、これヤングジャンプとかと掲載媒体間違ってない?と思ったのがファーストインプレッション。しっかり読み応えがあります。あと個人的な評価ポイントとして、「かごめかごめ」とか「花いちもんめ」とか、子供のごっこ遊びってなんというか成立過程がちょっとホラーなイメージがあるじゃないですか(僕だけかもしれない)、で、この作品は「かくれんぼ」とか「鬼ごっこ」とかを、そういうホラーチックなイメージを増幅させて描くことに成功しているような感じがして、好きです。

 

少女☆歌劇 レヴュースタァライト』を一気に観た

revuestarlight.com

一回放送内で二幕構成になってる変則構成とか、後半が勢いのままで謎の異世界での謎のバトルだったりとか、舞台ごとに用意されたバラエティ豊かな音楽とか、丁寧にステップを踏んだ様々なかたちの人間関係の掘り下げとか、ふたかおのまさに百合と呼べる関係とか(ここでの百合の定義は4月『リズと青い鳥』の部分参照)、12話1クール内でのしっかり予想を裏切る「転」の展開とか、劇中劇への同化とか、メタ構造とか、あるアイテムモチーフの繰り返しとか。

なんかうまく一言でまとめる能力と時間と体力がないので今は箇条書きになってしまっていますが、僕の好きな要素が散りばめられた作品だったと思います。きっとどこかで振り返ることになるはず。かなり面白かったです(雑)。

 

ONE OUTS』を読み始めた

www.cmoa.jp

LIAR GAME』で知られる甲斐谷忍氏の、ライアーゲーム連載前の野球マンガ。……なはずなんですが、なぜか「野球版ライアーゲーム」です。何を言っているかわからないと思いますが、ピッチャーとバッターの心理戦をはじめ、ルール内外の裏のかきあい、球場ぐるみの不正行為など、「頼むからマジメに野球してくれや」と言いたくなるような、野球にまつわる心理戦・読み合いをうまく誇張的に漫画に仕立て上げている、という感じです。特に4巻はめちゃくちゃぶっ飛んでるので、そこまでかなり胡散臭く感じるかもしれませんが、4巻までは読んでほしいな、と思います。

 

おわりに

結局僕がコンテンツを振り返ってその好きだったポイントを抽出する備忘録的なものにしかならなかった気がする。ここまで読んでくれた方がいらっしゃったらもうそれは僕のマブダチと言っても過言ではないと思います。いいえ自意識過剰。

まぁ何かひとつでもここに挙げた中からあなたの心に残るものができて、さらにはあなたに手を出していただければ、これほど嬉しいことはありません。ぜひに。

 

今年は本当に、決してよいことばかりではありませんでしたが、世界には面白いコンテンツ──それはここに挙げたものばかりではなく、人々との出会いや会話も含めて──がたくさんあって、それに生かされていたような気がします。ありがとうございました。

来年もよろしくお願いします。良いお年を。

 

おまけ

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